ライブエリア以外の会場も「Reborn-Art Festival 2017 × ap bank fes」ならでは充実ぶりだった。

Reborn-Art Festival 2017の会場である石巻を中心とした地域から集まった店が並ぶフードエリアには、牡蠣やほやなど宮城県産の新鮮な魚介類や、東北のクラフトビールなど魅力的なメニューがずらり。


また「Reborn-Art Festivalを石巻だけでなく東北全体のお祭りごとと思ってもらいたい」という思いから、岩手や山形など東北各地からの出店も集められた。−YOCOCHO−と名づけられたエリアはバーや居酒屋のように各店にカウンターやテーブルがある店構えとなっており、まさに街の飲食店が並ぶ「横丁」のよう。訪れた客達が店員との会話を楽しみながらゆっくり食事をできる場となっていた。

被災して使われなくなった大漁旗を活用して作ったバッグや、牡鹿半島の女性たちが漁網で手作りしたアクセサリーなど、雑貨ショップに並ぶグッズからも東北の復興への思いが感じられた。

現代美術家のパルコキノシタや、アートユニットのYotta(ヨタ)など、石巻・牡鹿半島で行われているReborn-Art Festival 2017の参加アーティストによる「OFFICIAL ART WORKSHOP」も開催。木像づくりやドローイングなどのアート体験ができるワークショップは大人から子どもまで多くの人たちで賑わっていた。ここで作られた作品の一部は、Reborn-Art Festival 2017の会場に展示されるという.

新聞紙などを使って”モンスター”をつくるワークショップ。たくさんの子供たちで賑わっていました。