Reborn-Art Festival 2017が開幕して3週間が経とうとしています。
このリボーンアート・フェスティバルでは、牡鹿半島から石巻市街地の広いエリアにかけて、アート作品、食の拠点、ライブ会場が点在しています。それらを少しでも効率よく、たくさん楽しむため、以下の基本情報をご紹介します。

1. どこでチケットを買うのか(パスポートについて)
2. 服装・準備 / 天候による作品・ツアーの中止
3. 作品はどこにあって、どのような交通手段でまわれるのか
4. モデルコース

ご来場前にこのページを読んでいただき、少しでも多くのアートと食と音楽を楽しんでいただければと思います。

1. リボーンアート・パスポート

まずアート鑑賞パスポート(リボーンアート・パスポート / 有料)が必要です。


当日お求めになられる方は、下記の5か所のインフォメーションセンターでお買い求めください。前売りチケットのリボーン・アートパスポートへの引き換えもこちらで行ってください。
・石巻駅前(石巻市鋳銭場8-11)9:00~18:00(9月は17:30まで)
・旧観慶丸商店(宮城県石巻市中央3-6-9)9:00~19:00
・桃浦 (宮城県石巻市桃浦浜中)10:00~17:30
・牡鹿ビレッジ(宮城県石巻市荻浜家前65)10:00~17:30
・牡鹿公民館前(宮城県石巻市鮎川浜湊川63)10:00~17:00

なお、インフォメーションでは、当日のライブ情報やレストランのメニューなどもお伝えしています。インフォメーションについたら、その日のイベントについてチェックしてみてください。

2. 服装・準備 / 天候による作品・ツアー公開の中止

アート作品を牡鹿半島で見て回られる方は特に、歩きやすい格好(トレッキングやハイキングに行くつもりがベスト)で来ていただきたいです。牡鹿半島の自然と共にアートや食事を楽しんでいただくためです。

雄大な自然の中で作品を展示しており、自然の中を散策する道が多くあります。特に雨のとき(もしくは前日に多くの雨が降ったとき)には、それに備えた準備が必要です。たとえば、以下は8月13日午後のC-1 浪田浜の青木陵子さん+伊藤存さんの作品にいく手前の沢の映像です。前日に20mm/hくらいの大雨が降った翌日で水が多く流れこみ、普段は問題なく渡れる場所ですが、前日や当日の天候によってこのような状況になることがあります。天気予報、並びにリボーンアート・フェスティバルのウェブサイトやSNSの運営情報を見ていただき、必要に応じてトレッキングシューズや水に強い長靴などの装備をおすすめします。

 

また8月に入って連日降雨に見舞われています。以下ニュースもご参考ください。

8/16 : 連日の降雨によるぬかるみの発生と長靴等のおすすめ

 

また野外作品が多い為、天候(雨や強風)によって、作品の公開、ならびにツアーの開催を中止せざるを得ない場合もございます。毎日ウェブサイト、ならびにSNSで運営情報を発信してますので、いらっしゃる前日、ならびに当日にはご確認をいただけますよう、お願いいたします。

3. 作品展示エリアと作品のまわり方

RAFは3つのエリアにアート作品を展示しています。
1. 石巻市街地エリア(エリアA / B)
2. 牡鹿半島中部エリア(桃浦 / 荻浜、エリアC)
3. 牡鹿半島先端・鮎川エリア(エリアD)

詳細マップこちらからダウンロードください。

Googleマップこちらから
※リンク先からのReborn-Art Festival 2017Googleマップ表示方法はこちらをご確認ください。
また、Goolgeアカウントへのログインが必要です。

行き方としては、3種類あります
A. 自家用車やレンタカーを使う
B. 宮城交通の路線バスを使う(各エリアでリボーンアート・バス(無料)が走っています)
C. ツアー(ガイド)バスを使う

A. 車で行く場合
ほぼすべての作品展示場所に駐車場が準備されており、車で自由に行くことができます。駐車場リストをダウンロードして、自由に作品をまわりましょう。

しかし、駐車場がない作品展示場所も一部あります。
「C1 旧桃浦小学校前」へは、桃浦 洞仙寺前駐車場に駐車し、リボーンアート・バス(無料)に乗り換えましょう。
「D4 ホテルニューさか井」へは、のり浜駐車場からリボーンアート・バス(無料)に乗り換えるか、徒歩で向かいましょう。

駐車場リストこちら(PDF)
リボーンアート・バス時刻表こちら(PDF)
※ 2017年8月12日(土)改正

またモデルコースでの「車で回るおすすめコース」などを参考にしていただきたいと思っています。

駐車台数が少ない場所もございます。満車のときなどは、別の作品からまわるなど、ゆずりあってご使用ください。また路上駐車はたいへん危険で、多くの方にご迷惑がかかるので、必ず指定駐車場への駐車いただくよう、ご協力お願いいたします。

B. バスで行く場合
1. エリアB 石巻市街地(路線バスの出発は「石巻駅」からです)
2. エリアC 牡鹿半島中部にある桃浦、荻浜エリア(路線バスの主要バス停は「桃浦」と「荻浜」です)
3. エリアD 牡鹿半島最南端にある、鮎川エリア(路線バスの主要バス停は「鮎川」です)

バスでの行程の出発点は石巻駅になります。
基本行程は、路線バス(有料)に乗って2つのエリアのどちらかの主要バス停で降りた後、(「荻浜」のようにそこだけで楽しめるという場所もありますが)アート作品が置かれている場所に、リボーンアート・バス(無料)で回ることになります。

石巻駅からエリアDの鮎川まで約90分かかります。

路線バス(石巻鮎川線)時刻表こちら(PDF)
リボーンアート・バス時刻表こちら(PDF)
※ 2017年8月12日(土)改正

ご自身で自由にプランを組める反面、選択肢は広くありません。
路線バスの本数は増便していても、あまり沢山の本数がないのが現状です。
帰りの便の時刻など注意が必要です。

モデルコースでの「路線バスと循環エリアカーで行くおすすめコース」などを
参考にしていただきたいと思っています。

C. ツアーバスで行く場合

ツアーバスはもっとも効率良くアート作品をまわることができる選択肢でしょう。また作品やイベント、地域について解説をしてくれるガイドが同行するので、自分だけでまわるよりもいろいろな景色を見ることができます。来訪日によって様々なツアーをご用意していますので、ご自身にあったものを選んでください。


まず、毎日、もしくは毎週末に催行している3種類の定期ツアーをご紹介します。参加人数には限りがございますので、思い立ったらぜひお申し込みください。

 

What is Art? ツアー』(8/12 ~ 8/15、8/18 ~ 9/10の毎日催行)

What is Art?ツアーは毎日催行しているアート、食、音楽のオススメをピックアップするツアーです。
アート作品の中からいくつかのオススメ作品をピックアップ。Reborn-Art Diningのテイクアウトランチをいただきながら、その日行われる”51日間、毎日どこかで音楽が鳴っているプログラム”のライブ会場に足を運べるように、その日その日のオススメスケジュールをスタッフが厳選して組みあげるスペシャルプログラム。アート、食、音楽の全てを満喫したい方、バスの乗り継ぎを気にせず気軽に牡鹿半島まで足を運びたい方、ちょっとしたガイド付きでアートを楽しみたい方にオススメのガイドツアーです。
→ お申し込みはこちらから

 

Reborn-Art アート鑑賞ガイドツアー』(毎週日曜日催行)

一日で巡るのはなかなか難しい牡鹿半島内のアートを効率良く、かつアートキュレーター和多利恵津子/和多利浩一のガイド付きでお楽しみいただけます。作家がなぜこの作品をつくったのか、作品の意味合いやこめられた思いは何か、裏話などを聞けるのはこのツアーだけです。このツアーの前後日に石巻市街地鑑賞をすれば、一度の滞在(一泊二日など)でアート作品をすべて網羅することも可能です!すべてのアート・ラバーに向けたスペシャルなアート鑑賞ツアーです。
→ お申し込みはこちらから

 

エリアB / C / D 内アートガイドツアー』(毎週金・土・日曜日催行)

エリアB(石巻市街地周辺エリア)、エリアC(牡鹿半島中部エリア)、エリアD(牡鹿半島先端・鮎川エリア)、それぞれのエリア内のアート全作品をリボーンアート・バスを使って巡るツアー。料金は無料ですので、バスの乗り継ぎ等に自信のない方や、作品の解説が欲しい方はぜひご利用ください。
→ 詳細はこちらから

 


次に、日付限定のスペシャルツアーをご紹介します。どれもこの日、このツアーでしか体験できない特別なプログラムになっています。日程が調整できる方は、ぜひご検討してみてください。

Reborn-Art Walk』(8月17日(木)ー18日(金) / 8月19日(土)ー20日(日))

それが一つの芸術作品であるような、牡鹿半島の旅です。

音楽と芸術と食を楽しみ、漁師さんと船に乗り、半島の自然を体験するだけではありません。旅を通じて、旅する身体を取りもどす ― そんなスペシャルなツアーです。

旅人を待っているのは、自然の触れ方や体験のあり方そのものを更新するいくつものプログラム。眼のとどかない海の底。耳がとらえられない波の音。一呼吸がめぐりゆく、身体の奥行き。漁師やダンサーが触れているそんな世界の縁(へり)をそぞろ歩く二日間は、「私」をつくりかえ、あたらしく世界と出会う旅となるはず。Rebornの旅へ、さあご準備ください。
→ お申し込みはこちらから

→ フォトレポートはこちらから

 

Reborn-Art Experience 『四次元の賢治 -第1幕-』鑑賞券付きツアー』(8月29日(火)ー30日(水))
小林武史がナビゲーターを務めたJ-waveと東北放送ラジオの震災復興支援番組「HEART TO HEART」の中で、実際に小林が取材で訪れた被災地を巡り、追体験しながら、旧北上川を舞台に宮沢賢治の名作をベースにした音楽と芸術と思想のコラボレーション作品、post rock opera『四次元の賢治 -第1幕-』の鑑賞と、Reborn-Art Festivalの作品も十分に堪能できるプログラムです。
→ お申し込みはこちらから

 

浜へ行こう!× Reborn-Art Festival プレミアムツアー』( 9月8日(金)ー 9日(土))

「浜へ行こう!」は、牡鹿半島の自然・食・文化・歴史を、地域の方々との交流を通して体感できるツアーです。今回は、牡鹿半島荻浜で行われている地域のお祭りに参加し、地域住民の方々と直接ふれ合いながら交流を深め、地域の文化や歴史を体感します。その他にも漁業体験や、民宿でとれたて海の幸を堪能できます。もちろん、Reborn-Art Festivalのアート作品もみれます。通常の旅では決して経験することの出来ない夏を体感しに、さあ!みんなで浜へ行こう!
→ お申し込みはこちらから

4. モデルコース

モデルコースをいくつかご案内しているので、ぜひ参考にしてください。

モデルコースA:車だけでまわる1日コース

モデルコースB:車で牡鹿半島先端部をまわる1日コース

モデルコースC:車で牡鹿半島中部を中心にまわる1日コース

モデルコースD:バスを使って牡鹿半島先端部のアート作品をすべてまわる1日コース

モデルコースE:バスを使って牡鹿半島中部のアート作品をすべてまわる1日コース

モデルコースF:バスを使って石巻市街地のアート作品をすべてまわる1日コース

モデルコースG:バスでセルフィー重視コース

モデルコースH:バスで欲張り急ぎ足コース

モデルコースI:牡鹿半島の「食」堪能コース

モデルコースJ:朝8時TOKYO 発コース

モデルコースK:午後にくる人への半日コース

 


長くなりましたが、以上で基本情報の紹介を終わります。もしわからないことがあれば、現地の5箇所あるインフォメーションにてスタッフにお尋ねください。できる限り対応させていただきます。

それでは、石巻でお待ちしています。

リボーンアート・フェスティバル実行委員会 事務局