石巻事務局の志村です。ここ最近は、LOCALの活動で牡鹿半島を歩いて回っておりました。今までも、アート設置候補地の視察や行事の見学、会議の参加などで通っていた半島ですが、普段歩くことのなかったエリアを歩いたり、住民の方とゆっくりお話しながら、浜のことなどを聞かせて頂きました。

一緒に準備をしている成瀬さんと共に、漁港をうろついたり、神社を巡ったり…。ちょっと観光客?不審者?のような感じもしますが、大真面目で真剣そのものです。

車を運転していた時は、なにげなく通り過ぎていた石碑を改めて見てみたり。小積浜にある昭和8年の石碑には津波の被害について記されていました。

住民の方から、その地域の行事や風習について教えてもらったり、震災当時の様子を伺う聞き書きもスタートしております。

ある区長さんは、今まで説明会で配布していた資料を、Reborn-Art Festivalの専用のファイルにきちんとまとめて下さっていて、嬉しいと同時に、身が引き締まる思いでした。聞き書きで少し打ち解けた中で、こうしてReborn-Art Festivalについても意見交換できるのはとても参考になります…

また、今まであまり行く機会がなかった裏浜も散策。
そして、開催エリアの拠点のひとつ、荻浜に。

仕事現場を見せて頂いたりも…。浜の方には、イベントや道ばた等でお会いすることもありますが、普段の仕事場で働いている様子が一番様になっていました。

沢山の牡蠣もいただいてしまいました。どうもありがとうございます。
ゆっくり歩くことや、道ばたで出会う人との会話の楽しさから、まだまだ半島には開拓する所が沢山ある!と思い知らされました。半島の皆さんにもお世話になりっぱなしでしたが、足で稼いでいくことが大事。だまだま見ていない半島の素敵な姿を知るためにも、精進したいと思います。