2000年、岩井俊二によって撮影された映画「リリイシュシュのすべて」において
“音楽プロデューサー・小林武史、映画監督・岩井俊二、歌手・Salyu”によって構成された音楽ユニットとして活動をスタートさせる。若者のカリスマ的シンガー“リリイシュシュ”としてSalyuが出演し、全編を通し劇中歌を務め、その心を癒す気持ちいい程の浮遊感と強いエネルギーを放つ歌声に誰もが圧倒され注目を浴びる。

2001年、Lily Chou-Chouとして2枚のシングルと1枚のアルバムをリリースする。
2003年には、クウェンティン・タランティーノによる強いリクエストにより映画「Kill Bill」の劇中歌としてアルバム「呼吸」に収録されている楽曲「回復する傷」が使用され、その歌声は日本のみならず世界でも注目を浴びることとなる。

長らくLily Chou-Chouとしての活動は休止していたが
2010年、突如として新曲「エーテル」の発表と共に中野サンプラザでの1夜限りの復活ライブを行い、チケットが即完となるほどの大きな話題となった。
2015年には「JFL presents LIVE FOR THE NEXT supported by ELECOM」に
2016年には「円都空間 in 犬島 produced by Takeshi Kobayashi」に出演。